2024年8月17日
ZOHM DREAM DINER
(明大前)
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(第一部)
風の中のストーリー
Estrange
素顔
Love Me Tender
Lady
(第二部)
Lovin'
MOTHER
ガラス越しの街と君の唇
アンジェリーナ
体より心が
秘密基地
(En)
ずっと

今回はTakさん(Ba)&河野啓三さん(Kb)との "三人衆"のライブへ!
今日の諸岡さんは、いい感じのダークアッシュの混ざった髪色♪
(ライブ後の種明かしに、こんなに馴染むものなんだ、とびっくり)
さてさてライブは、スタート早々にアコギが繋がらないトラブル!
リハでは順調だったのに…と、アレコレしつつほどなく解決。
改めて、ゆっくりと爪弾くアコギとピアノに乗せた"手紙"から。
いつにも増して、「行く宛のない」相手へ語りかけるような歌声と
ふわりと浮かべた笑みが何とも素敵でした。
そして"空"では、前回に続いて鍵盤ハーモニカを奏でた啓三さん。
他のライブではなかなか聴けない、どこか懐かしさを感じる音色が
ほんのり夕焼け色の空のようで、曲に似合っておりました…♪
バラードが続いたところで、Hand Clapからのカウント1・2で
"風の中のストーリー"へ。
笑顔でサビを振る諸岡さんと、もっと笑顔でそれに応えるフロア。
復活後の三人衆でのこの曲は、音や歌声、そして表情も相まって、
何だかいつもほっこりした印象なんですよね。
間奏のギターソロを啓三さんがKeyで差し込み、それを諸岡さんのアコギとTakさんのベースが支える。
その絶妙な間合いと、3人の呼吸感が素敵でした。
曲終わりのMCは、Takさんのハイ↑トーーーンなコーラスを
みんなで堪能する時間に(笑
そんな雰囲気から一転、アコギ1本での"Estrange"
静かな音色と歌い出しに、サビからピアノとベースが加わるアレンジ。
わずかに崩して歌われた”夢のかけら…”の1フレーズに思わず息を飲みました。
贔屓目ではなく、やっぱり唯一無二のこの声、絶品ですよね…。
ピアノにストリングスの音色を忍ばせて、1つ1つの音を丁寧に響かせた転調と、
そこからさらにひときわ深まっていく歌声に感涙。
アルバム”All of my Love”で初めて音源化されてからもう30年近く。
そして2020年のアルバムタイトルを、考えた末に「これにしよう」と決めた時に聞いた、その理由と言葉に込められた想い。
幾度となく聴いてきたこの曲ですが、聴くたびに色々な心象風景が浮かぶような気がしています。
Takさん、啓三さんが自己紹介をするというなかなか珍しい?MCを挟んで、
こちらも長く歌われてきた1曲、"素顔"
イントロで響かせるこの印象的なベースライン、大好きなんですよね♪
諸岡さんはギターから手を離して、ひと呼吸のあと、全てを声に乗せての歌い出し。
この曲は1stアルバム収録曲なのですが、今日は当時のプロデューサーである蠣崎広征さんが
お越しになっていて、そのお隣で聴くという…これもまたなかなかできない貴重な経験♪
時に柔らかく、時に懐かしむように響く歌声にじっくりと浸っておりました。
MCでは、いよいよ近づいて来た九州ツアーの話題から"Love Me Tender"
最初は1人だったけど、最近は広がってきてコールの練習いらないんだよね!と。
はい、確かにどの会場でも、1人ぼっちで愛を叫ばずに済むことが増えて来ました(笑
そしてお誕生日な方がいらっしゃるということで、みんなでHappy Birthday♪からの
ギター&Keyでイントロを紡いで"Lady"へ。
Eメロに入る直前に諸岡さんが見せてくれた、振り仰ぐ一瞬の表情が最高でした…!
笑顔と拍手の中で、第一部が終了。

第二部は、予定にない曲を…と"All of my Love"でスタート。
俺1人でやるよ、と言ってアコギを爪弾き、歌い出した諸岡さんですが、
途中からTakさんと啓三さんが音を取って合わせていくのもライブならではの一幕。
そのまま繋いでの"今"は、囁くような優しい音色のアコギ1本で。
これも、サビでギターから手を離して歌う声と表情の印象が鮮烈でした。
弾き語りとバンド、そして歌だけに絞った時の声や仕草の違い。
ライブはそんな変化も楽しめて、さらに見応え聴き応えがたっぷりなのです。
そして色味が変わって、重めのテンポと響きでサビから入る"Lovin’"
Keyソロにベースソロ、この曲では珍しい?コール振りも熱かったー!
緩急の塩梅が絶妙な今日のセットリスト。
続いては、8月ならでは…と言うより、8月だからこそ、より一層の想いを寄せる曲、MOTHERを。
この歌を聴くといつも、学生の頃に読んだ本の中の「蛍になって帰ってくるよ」という一節を思い出すのです。
歌の生まれた背後にある、知覧(だけではないけれど)のことを知るきっかけの1つになって欲しい。
…そんな想いを抱かせる、静かなピアノとアコギの音色がとみに沁みた夜でした。
そしてライブでフルサイズはかなり久しぶり、の"ガラス越しの街と君の唇"
駒沢公園にあったガソリンアレイで、あっちゃんのピアノに乗せて初披露されたのが1996年。
ライブで最後にやったのはいつでしたっけ…?というくらいの登場頻度なので、
今日いらしていた方、ほぼ全員が、生で聴くのは初めてだったのではないでしょうか。
配信で歌われたのを聴いて、この曲が好き、と言ってくださった方がいらっしゃるのですが
今日のライブに遠方から参加される…ということでの復活!
当時よりも格段に深みの加わった歌声で、切なさも情感もアップ。
素敵な出会いとリクエストのおかげで、いいもの聴かせていただくことができました…♪
一息おいての"アンジェリーナ"は、イントロでのベースの入りとグルーヴ感が最高!
Keyの華やかさに重なる、諸岡さんの声のキレが気持ちよかったー!
この三人衆も10年ですよ、とMCを挟んで、お馴染みの"体より心が"
私が初めてこの3人のライブを見たのは2014年の4月、自由が丘の龍坊で。
その時のライブでも演奏されたこの曲は、さらに円熟味が増し増し。
あれから10年、千葉で、そしてこちらに移ってからもZOHMで時を重ねてきたんですね。
啓三さんの弾くフレーズをTakさんにベースを差し込むイントロと、諸岡さんの天性!なタイミングで強めに歪ませる歌声が絶妙。
喉の奥で鳴らすフェイクも歌の世界観に似合っていて、思わずニヤリとしてしまいました(笑
渋さと熱さ、そして幾許かの切なさをまとうオトナな1曲、絶品です!
そして、ひと息を挟み、最後にこの曲を…と"秘密基地"をピアノだけで。
ギターから離れた諸岡さんの手が、歌に、そして気持ちに添うように動き、
時にマイクからも離れて「生」の声を響かせる。
間奏の鍵盤ハーモニカは、どこか郷愁を感じさせる夕焼け色の音。
その声に、音に、表情に。たっぷりと浸る贅沢な時間、最高でした…。
拍手の中、そのままステージはアンコールへ。
ゆっくりとしたテンポと優しい響きの"ずっと"
最後はフロアも一緒に声を合わせて、今回の三人衆の夜が終幕。
今となってはここでしか聴けない、ここならでは…の優しさに包まれたライブ。
今回もそれをたっぷり味わうことができました。ありがとうございましたー!

<おまけ>
少し前に手に入れていたものの、なかなか持参する機会を逸していた、Yairiの縁の品をやっとお渡しできました!
それは、Yairiギターを作った木材の端材を使って創られたもの。
もしかしたら、諸岡さんのお手元にあるギターに繋がっているかも…?という、「この世界に巡りあえた奇跡」を信じて♪

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