2025年3月14日
CROCODILE
(原宿)
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(第一部)
体より心が
Breezing Blue
風の中のストーリー
Love Me Tender
Lady
夢の隣に
秘密基地
(第二部)
手紙
Don't Let Me Go
HOLD ON
Don't Stop!Carry On!
凹んでんじゃねえ
忘れかけた空
(En)
Eternity
Endless Road

新春マンスリー第2弾となる今夜は、先月と同じメンバー・同じハコ@CROCODILE。
…とは言え、1つとして同じコトがないのがライブ♪
ステージを見回すと、それぞれの立ち位置に置かれた麿さんと土方さんのギターが前回と違う!
どんな音が響くのか、開演前のこんなわくわくもライブの楽しみの1つなのです。
そして開幕。メンバーの皆さん、続いて諸岡さんが登場し…
あれ、今日は中さんが座ってる。
SEと入れ替わりに、麿さんの鋭い音色が場内を一閃して
"体より心が"でライブがスタート。
少し粗めに掠れさせた歌声がこの曲に何とも似合っていて、
迫力のサウンドと相まって初手から絶品!
麿さんの音はもちろんのこと、Aメロのバックに聴こえる
土方さんのフレーズがめちゃめちゃ渋カッコいいのですよ。
そして終盤で諸岡さんが放った、ひと息のフェイクが鮮烈でした。
歌終わりの"Thank You!"の一声に周ちゃんがカウントを繋いで
"Breezing Blue"のイントロへ。
土方さんの弾くメインと、麿さんのカッティングが合わさる響き、
そして今日もしっとりイロっぽい中さんのベース♪
"コーラスもできるギタリスト"との呼び声も高き(?)麿さんへ、
ハイトーーーーーンの"Feeling〜♪"を手で促す諸岡さんと
「!?」という表情で応える麿さんが見モノ聴きモノでした(笑)
間奏の恩田さんのフレーズ、そこからの土方さんのソロと、広く高く伸びる諸岡さんの声の重なりが最高!
最後はアウトロのギターの音色が何とも気持ちよく、心に風を感じた1曲でした。
ここで今日最初のMC。
先日、お誕生日を迎えた諸岡さん、ひとつ年を重ねての初ステージが
今日、ホワイトデーだということでこの歌を…と、フェイクを交えて
"風の中のストーリー"をアコギ1本でゆっくりと歌い上げ…からのカウントで
改めてバンドでのイントロへ。この曲にしてはかなりゆっくりなテンポが新鮮!
…と思っていたら徐々にテンポアップ。歌い出す時にはいつもと同じくらいになっていたかな?
それぞれの音色が際立ちながら調和する揺れ感に、土方さんと中さんのコーラスがいい感じ。
歌と音の余韻を受けてのMCでは、ここでもホワイトデーに因んで?麿さんとひとしきり(笑)
このカケアイの呼吸、ほんっとに昔から変わらなくてむしろ実家な安心感♪
そして、「早くも叫ぶコーナーが来ました!」と振る諸岡さんに、歓声と拍手で応えるフロア。
「…わかってない人いる?」の問いに、1人の手も上がらず(!)、ばっちり一発で決まるコール。
合わさる声とあちこちで上がるハートに笑顔を返し、そのままカウントでイントロへ。
すっかり定番となった曲前のコールで、いつもたくさんの笑顔から始まる曲になりました。
"秘密基地"の収録曲は、ライブ先行よりリリース先行の楽曲が多いんですよね。
この"Love Me Tender"もそうですが、ライブでどんどん変化していく姿を楽しむ贅沢、
それがたっぷりと味わえるアルバムなのです。
この曲では、歌声や演奏はもちろん、ちょっと悪戯っぽい表情の諸岡さんもお見逃しなく…♪
そして、音終わりに恩田さんへちらりと目くばせをして"Lady"へ。
この阿吽の呼吸と、流れ出す柔らかくも強いピアノの音色にココロの中で拍手喝采。
これ、何度聴いても最高に痺れますー!!
イントロのリフは土方さんが奏で、高く謳いあげた音が一瞬静まって、
その後に入ってくる諸岡さんの歌い出しの声が今日も絶品。
"砕け散った夢も…"のフレーズで諸岡さんが見せた一瞬のハンドアクション、
サビでアコギ1本におとした音色から再びバンドが合流する展開、
そこに貫いて響くピアノの音色…もう、歌詞がアチコチしたのなんか気になりませんとも(笑)
終盤の土方さんのフレーズも、フロアから届くいつもと違う手拍子のリズムも新鮮でした。
諸岡さん、この手拍子のリズムがお気に召したようで「この曲はコレで!」といい笑顔。
ここで、暑いんで…と上着を脱ぎ、アコギを爪弾きはじめた諸岡さん。
そのフレーズに「ん?コレってまさか…」と思っていたらやっぱり!
"You're in my Heart"、HONDAのCMで起用されたこの曲を1コーラスだけ歌って
MCはCMソングの話題へ。珍しく、"7月の女神-Venus in July-"も1コーラス歌ってくれたんですよねー。
そして、予定を変えて第一部でやります、とCM繋がりからの1曲、"夢の隣に"
2つの異なる響きが何とも心地いい、ツインギターで奏でられるイントロから、
一転してピアノ1本の音に絞った歌い出しは柔らかく、語りかけてくるような優しい声。
間奏でのギターの掛け合い、アウトロ前にさらりと鳴らされたピアノの一音、
そこから重なる歌にぴたりと添うドラムと、深くも艶っぽさを秘めたベースライン。
"演奏の妙"とでも言いましょうか…をじっくりたっぷり堪能させていただきました。
そしてラスサビの最後の1フレーズ。
諸岡さんがそっと胸に手をあてた、その一瞬の動きに見惚れました…。
不意にこういう刹那な瞬間があるから、ライブってやめられないのですよ><
MCを挟んで、「たくさんの人に支えられて…」と"秘密基地"を。
ピアノに乗せて、ゆったりと歌い出した諸岡さん。
この曲としては珍しく?詞がかなり迷子になっていきまして、アレ?という表情に。
そのまま続行するかと思いきや、ちょっと待った!とストップ。
ギターを置き、呼吸をはかるようにマイクを手に、改めて恩田さんのピアノからしっとりと。
笑いのこぼれたフロアの空気を、ひと息、ひと声で歌の世界へ引き込んでいくのは
いつもながら流石というか見事というか…本当に凄い、の一言なのです。
サビから重なるバンドの音と、緩急自在の歌声が創り出す、今ここに在る秘密基地。
そこに身を置いている幸せを噛みしめつつ、静かな音の余韻を残して第一部が終了です。

しばしのインターバルを挟んで、第二部は麿さんとのチューニングトークから(笑)
昔、毎回のように弦を切った(そして麿さんが張り替えていた)マローネ、懐かしいですねえ♪
そして歌い出されたのは"手紙"
ゆったりと、それでいて芯のある音色と歌声の重なり、ラストのスネアの響きにうっとり。
MCでは、63歳の挑戦!と、桑名正博さんのお誕生日に大型二輪免許を取ったとのお披露目。
64歳を迎えたいま、音源化したい1曲があるのだそうで…今日はホワイトデーなので皆さんへのプレゼントに、と
弾き語りで"Don't Let Me Go"を歌ってくれました。
これは、私の知る限り、かなり以前から密かに温められていた曲。
最近の配信では何度か聴かせてくださることもありましたが、ライブでは初なのでは♪
このメロディに日本語は乗らない…と、全編が英語で紡がれる未完の1曲。
待ち望んだ音源化、完成の日を楽しみにしています。
そこから再びアコギを鳴らしての"空"
諸岡さんと中さんの声が重なる珠玉の響きが、アコギ1本でさらに映えておりました。
その1コーラス後から入ったギターの太めの響きと、サビ前のベースラインに痺れ、
少し崩し気味の歌声の熱さと絶妙なタイミングのフェイクに震え、
アウトロの麿さんのスライドギターの余韻に浸り…バラードだからといって、「静か」「穏やか」だけでは括れない。
そこにあるのはむしろ、バラードならではの熱さ。最高でした…。
中さんを巻き込んだMCの後は、4月にご出演されるスパロボ魂ライブにからめて
「ガンダムを!」と言った諸岡さんに、「…違うよな?」と一斉にハテナになるメンバー(笑)
それに気付いた諸岡さん、「周一がレコーディングしたので、周一のカウントで!」と
ガンダムではなく、メタルジャックから"HOLD ON"を。
2コーラスに入るあたりで、ギターを横に回してハンドマイクになった諸岡さん。
そこから大きくなる動きと、それに応えるようにフロアから上がる拳が熱かったー!
そして今日も個人的に大好きな"Don't Be〜"の一節、ばっちり聴けました♪
土方さんが高らかに弾きあげるアウトロのソロに続けて、バンドの熱量を保ったまま
今度こそ、のタイトルコールで"Don't Stop!Carry On!"
最初はアコギを弾いていた諸岡さん、途中からギターを置いてマイクを手に。
やっぱり、跳ねるような…とでも言いますか、声もアクションも一段トーンが上がりますね♪
ラストは再びアコギを響かせて、音終わりを繋いでの"凹んでんじゃねえ"へ。
まずは麿さんが先行で音を轟かせれば、土方さんがまた違ったアプローチでイン。
この2つを聴き比べられるなんて、目も耳も足りない、ココならではの贅沢ー!
中盤、"Keep On!"のコールをメンバーに順に回す諸岡さん。周ちゃんの時だけ、2倍?3倍??長かったような(笑)
そこから麿さんのソロ、そして土方さんへと続き、最後は恩田さんから再び麿さんへ。
フロアにもひとしきりコールを煽り、「誰の演奏が聴きたい?」と再びのソロタイム♪
土方さん、麿さんと続くソロ、そしてお2人がセンターに出てのギターバトル!
音もさることながら、視線を交わしながら笑顔で弾いている姿が最高でした。
たっぷりと音を楽しませてくれた後のラストは、これぞバンドの王道、なアレンジ。
周ちゃんが煽って引っ張って溜めて…で、ばっちりと締めくくり!
そのまま、"忘れかけた空"のサビをアコギで1フレーズ、からのカウントでイントロへ。
この時の、音の厚さを貫いて響いてくる恩田さんのピアノが大好きなんですよねー。
音の波と声の熱さ、そしてアウトロで上下するベースの音色に圧倒!
一気に駆け抜けた後には、「64歳、2025年。いいライブができるかもしれません」の一言から
ふわりとささやくように"今"を歌い出す諸岡さんと、その声にすっと寄り添うピアノの音色。
珠玉のバラードですが、今日は殊にひとことひとことを語りかけてくるような歌声で…。
途中から重なるバンドも、先ほどまでの勢いとはまた違う熱を秘めた、しっとりとした響き。
そしてここでもベースが…!切なくて、艶っぽくて、深くて…もう、大好きですコレ。
映像じゃなく、音だけでもなく、この空気ごと閉じ込めておきたいくらい。
ラスサビで、再びピアノだけの音色の中でライトに浮かび上がる、アコギを下ろして歌う姿が印象的でした。
おさえた音と、柔らかく、それでいて力強い歌声が深い余韻を醸し出し、
ピアノに静かに重ねられたドラムから伝わる空気の震えと相まって、
いつも以上にココロに深く響いた1曲で第二部、ライブ本編が終了となりました。

そしてアンコール。
まずは諸岡さん1人が登場して、今後のライブの告知を。あれ?来月の京都&大阪は?
そう思っているうちに、メンバーの皆さんを1人ずつコールしてステージへ。
土方さん、麿さん…と進んで、ラストは還暦Tシャツにお召替えした周ちゃん。
全員が揃ったところで飛び出したのは「…何の曲がいいですか?」のひとこと。
おそらく私以外は分からなかったアレ、"ガラス越しのファイナルレイン"…それ、いろいろ曲名が混ざってます諸岡さん(笑)
アンコール1曲目は、土方さんの奏でるイントロから"Eternity"
ふとした目線や掲げられる手の流れ、時折、左右へマイクを持ち替える動きまでが
歌っているように感じられるのがハンドマイクの醍醐味なんですよね♪
ラストで、歌いながらマイクを離していった時の声の響き、余韻が絶品でした。
演奏が続く中、マイクをスタンドに挿してフロアへと降りてきた諸岡さん。
ほんのわずかな時間でしたが、後方からステージを見る目の輝きと表情に瞠目。
再びステージへと戻り、大きく手を広げてのエンディングにも感無量…。。
そしてアコギを手にして"Endless Road"のサビを1人で。
最後の1フレーズをタイトルコールに替え、"Oh Yeah♪"のCall&Resを回して
イントロに入るという、いつもと少し違う構成もライブならでは!
眩しい光と、どこまでも広がっていくような音に包まれて、2曲のアンコールで本日のライブが終了。
退場まぎわ、諸岡さんが告知を忘れていた??4月の京都&大阪のライブを周ちゃんが改めてココで告知してくれて、
再びたくさんの笑顔と大きな拍手がフロアにあふれておりました。
お馴染みとなったFireloop、そして久しぶりの京都。いつでもそこだけのナマモノのライブ。どんな音と出会えるでしょうか。
今夜も、最高の一期一会の音たちをありがとうございました!

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