関西ツアー2日目@大阪は、ツイキャスプレミアでの配信ありのハイブリッドライブ。 つまり、現地で生の迫力を楽しみ、終了後は配信のアーカイブで楽しむという欲張りができるわけで♪ ![]() 今回は、リハーサル見学はなかったものの 早くから開場を待つ方の列が♪ 本日のメンバーは昨夜に引き続き、 写真左側から ■恩田直幸(Kb) ■住吉中(Ba) ■中野周一(Drs) ■小南数麿(Gt) …の皆さまがSEに乗ってステージへ。 揃ったところで、最後に諸岡さんが登場! 音が止まるのと同時に、麿さんの初手からキレッキレのギターが場を貫いて"体より心が"で幕開け。 今日の音の印象は、渋さよりも鋭さ?硬さ?がいい意味で強め、な感じ。 そしてFireloopはステージが高いので、見上げた照明の光も相まって、音の迫力がさらに倍増、なのです。
続いては、一音で色合いを変えて"風の中のストーリー"。少しスローに抑えたテンポに今日の硬めに響く音が似合っていて、 その音に乗る諸岡さんの歌は、絶妙な間合いでのフェイクも飛び出しつつ、 鮮やかに変わっていく声の表情が何とも気持ちいい! ラストの音を周ちゃんがカウントで繋いで"Breezing Blue"へ。 軽やかなイントロのフレーズに乗せられた、諸岡さんの声に早くも鳥肌! 間奏で、バックを支える音の中でさらに冴える麿さんのフレーズに聴き惚れ、 そしてアウトロのベースラインにもうっとり。音の響きで、これだけ印象が変わるんですね。 滑らかというか、それぞれの音の粒のバランスというか、今日の演奏、いつもと一味違う。 そして、ここで今日初めてのMC。 「昨日、関西ツアーの初日を迎え、今日が最終日になります!」なんて初手からネタを(笑) 話す中でアコギを爪弾き、お元気ですか…?と語るように歌い出したのは"手紙"。 東京ではなかなか聴けないアドリブを交えての弾き語り。 1つ1つの言葉が「いくあてのない誰か」への手紙のようにも聞こえました。 バンドが加わり、声も音も高まった後に再びアコギ1本を爪弾くサビへと移る緩急の妙と、 ほんの刹那の、タメのひと息が絶品…。 そしてアウトロに入った、いつもと少し違うフェイクが、思わず身震いをしてしまうほどココロに深く響いてきました。 拍手に笑顔で応えてのMCは、ツアー恒例(?)今回の諸岡さんの忘れ物、ステージタオルの話題から。
内容は(内容だけに)当日&配信で参加された方だけの秘密、ということで。諸岡さんが手にしていたそれ、今ここで持ってていいものなんでしょうか(笑) そこから話を振られた麿さんは「配信で見ている皆さーん!」とカメラに向かってサービス♪ そして、佐世保で見ていた空と、東京に出てきて見た空と。 いろいろなことを経て、その中で書いた歌を…と"空"をアコギ1本の音から。 朗々と、滔々と…どこまでも高く、広く伸びる声と、それを追う遠い視線が印象的でした。 ライブでも幾度となく聴いてきたこの曲ですが、それでもなお驚くほど、 今日のバンド陣の音は諸岡さんの声にふわりと馴染んでいて、 それでいて1つ1つの響きにはそれぞれの個性と色があって…。 ん−、これはもしかして過去イチかも。いいもの、聴かせていただきました。 歌終わりのMCでは、来年でデビュー40周年を迎えます、話し出した諸岡さん。 「1回も歌をやめたことがないのが誇り」という言葉に、改めて拍手! いつか終わりがくる命なら…と、恩田さんのピアノに麿さんのギターが奏でるフレーズに 重なってくるアコギのストロークが印象的な"Lady"のイントロへ。 "この世界に…"と歌いながら、掬うように柔らかく広げた手の動きが心に焼きついています。 アルバムの中でも1・2位を争うほど大好きな1曲、いつにも増して沁みたのは、声の深さか音の豊かさか。 もしくは、それもこれも合わせて全部、この場で同じ時間の中にいてこそ感じられる「生」だからこその業、でしょうか。
そして、いよいよ来週に迫ったZepp Hanedaでのスパロボ魂へのご出演の話から、「周一と作った"Small Talk"から…」と、周ちゃんのカウントで"HOLD ON"。 郷愁を帯びたギターの音色と、照明の加減にエンディングの1シーンを想起しておりました。 続いてもスパロボ絡みでの"Don't Stop!Carry On!"は、イントロで原曲を彷彿とさせつつ ライブならではのアレンジもあって、ここまでのトーンから一気に上げていくのが気持ちいい! アップテンポな曲になると、特にリズム隊の個性がさらに前に出てくるので 目も耳も総動員するという、これまたライブでしか味わえない楽しみがあるのですよ♪ ラストの盛り上がりからと大きな拍手の中、ギターを置いた諸岡さん。 MCの流れから、アカペラで黄桜山廃♪と1フレーズ。そこから改めての"夢の隣に"へ。 手が歌い、動きが語り…そして、少し崩したラストの歌声が圧巻でした。 この歌は、原曲はもちろん、ライブで聴くとさらにさらにドラマチックなんですよねえ…。 「遠い昔を思い出しながら…」と奏でたハープが途切れた刹那にピアノが入って"秘密基地"。 その間合いの絶妙さ、音の深さと、昨日と同じようでいて全く違う響きをまとう情景。 それもこれも、ライブだからこそ起こる不思議。 今日は配信もあるからか、休憩なしの通し構成ということで、ここからそろそろ後半戦。 恩田さんと中さんに振ったMCから、「ノドを絞るんだぁー!」の気合い入れ(?)から弾き出したのは"Love Me Tender"のアレ。 こんな不意打ちにも「あいしてる♪」とすかさず応えられるフロアの皆々さま、さすがです!
手拍子を誘う軽やかなリズムに、ちょっと悪戯っぽい笑顔を見せる諸岡さん。"愛を叫ぶ"直前、「いくよー!」という声のタイミングと、フロアの盛り上がりが最高でした♪ すっかり和んだ空気を周ちゃんのカウントが一閃しての"アンジェリーナ"を皮切りに、 畳みかけるようにアップテンポで追い上げていくナンバーへ。 続く"凹んでんじゃねえ"では、たっぷりのソロと「拳を上げろ!」の"Keep On!"のコール、 さらに高まったステージとフロアの熱気は、"Oh Yeah!"のCall&Resで最高潮に。 その熱を声にまとわせつつ、アコギの渋さが際立ったのは歌い語りからの"忘れかけた空"。 歌いながら、語りながら、メンバー紹介やソロを織り込みながら…だったのですが、 1人だけソロのおかわりを振られた中さん、「もういいよ」と返していらっしゃいました(笑) これだけ展開しながら、カウントひとつでイントロのメインフレーズに突入。 そのタイミングの見事さは、さすが凄腕の面々。阿吽の呼吸でバシっとハマる感じが最高ー! この3曲の流れと、勢いにまかせるのではない強さがある音の迫力、 そして終盤に入ってからさらに力を増す諸岡さんの声が織りなす熱量に圧倒されているうちに、 一気に駆け抜けるように「ありがとう!」」の声でライブ本編が終了。 メンバーの皆さんの退場に送られる大きな拍手は間髪を入れずアンコールへと変わり、 まずは諸岡さんが1人でステージへ、そしてMCから1人ずつを呼び入れていく流れだったのですが、
トップバッターの麿さんが登場したところでなぜか"手紙"を歌い出す諸岡さん。はて?と思ったら、歌詞が「財布を失くした〜♪」に変わり、客席から「えー!?」の声が。 マイクが麿さんに渡ってのMC。昨日?今日?本当に失くしてしまわれたのだとか…。 続いて恩田さん、中さん、そして最後に周ちゃんが合流して、それぞれの立ち位置へ。 「みんな、ヒヤヒヤしてると思うんですけど…これ、やると思ってなかったもん」と 少々?気合いを入れ直して、噂の難曲"Just Dream On"がスタート!
冒頭から、麿さんが唸らせるリフにフェイクを絡ませ、一気呵成に畳みかけるようなリズムと音の渦。 変拍子を追って音を繰り出すメンバーの皆さんの目が 心なしか、いつもより(?)真剣! ステージ上だけではなく、実は聴いているこちらも わかる方にはわかる、キメのタイミングの難しさに ドキドキわくわくヒヤヒヤしていたり(笑) 全身でリズムを刻みながらハイトーンを難なく伸ばし、 最後は満面の笑みで"Jack On!"とコールを何度も煽り、 やってやったー!という感で歌い終えた諸岡さんと、拍手を浴びながら「変な汗かいたー!」と笑う周ちゃん。
そんな、オリジナルメンバー2人の姿が、あれから30年以上が経った今になって目の前に在ることが、当時を知る1人として改めて感無量でした。 MCでは、髪型の話題から、ギターを持ってパンチパーマで…と東京に出てきた頃の話を。 「こうやって、皆さんと同じ時間を過ごせていること、この瞬間が好きです」と 言葉を繋いで、アコギの爪弾きから"今"へ。 呟くような歌い出しに、神業のような間合いで鳴り始めた恩田さんのピアノ。 その音色が本当に綺麗…なんて言葉では表せないような響きと揺らぎを醸し出していて、 歌声と音に浸りきる、最高に贅沢で幸せな時間をいただきました。 こういう瞬間が、配信や動画もいいけれど、やっぱりライブは生で!と思う所以です。 そしてWアンコール?予定外だったのかも?な流れでのCall&Resで"Endless Road"。 周ちゃんのコールを合図に、サビから一気に全開する音と声に圧倒! Improvisationを交えて1コーラス、そしてたっぷりのギターソロは静かながら熱く。 最後は一度音を止めて、2日間を振り返る短い言葉を挟み、再びCall&Resへ。 そして即興での歌い語りからのギターソロ。 終盤の"My Dream…♪"のリフレイン、バンドの中にあってなお、アカペラにも聴こえました。 すべての音が止まり、最後にもう一度メンバーを1人1人紹介して、本日のライブが終了。 周囲の拍手やざわめきがどこか遠くに聞こえるような、深い深い余韻の残った大阪の一夜でありました。 久しぶりの京都、そして気づけばお馴染みの場所になっていた大阪。 2日連続の同じメンバーでのライブ、でも構成も音も受ける印象も異なる「生」の魅力を改めて感じた2日間でした。 諸岡さん、メンバーの皆さま、そしてお会いできた皆々さま。今回も、素敵な時間をありがとうございました! ←Back to Live Report Menu |